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今話題の合成ダイヤについて。

昨年末から何かと話題の合成ダイヤ。

テレビやネットでは「人工ダイヤ(私もついよく使います)」とか「養殖ダイヤ(!?)」等々いろいろ言われていますが、日本ジュエリー協会では合成ダイヤモンドという名前で統一するとのことです。業界ではラボグロウンダイヤモンドとも呼んでいます。

キュービックジルコニア等のダイヤに似た人造石(見た目は似ているが、自然界に存在しないもの)はありましたが、今言われているものは本物の(合成)ダイヤなのです。
日本語が変ですが大体合っています笑

以前からもこの本物合成ダイヤは出回ってまいりましたが、これは主に工業用。美しさよりも硬さにニーズがありました。
ところが近年高品質な合成ダイヤの量産体制が徐々に整い、世界のダイヤモンドを仕切るデビアス社がアメリカで合成ダイヤ専門のネットショップを立ち上げたのがきっかけで世界中で話題に。先日某所でその実物を見ましたが、ホントにキレイでしたよ。そして安い!

で、お客様からよくある質問ですが

Q1 天然ダイヤの相場が値崩れするの?
多分しません。30億年以上も前に地球の誕生と共に産まれた天然ダイヤモンド。合成ダイヤがキレイだからと言っても負けることはないでしょう。ちなみにルビーは100年以上前に合成が発明されましたが、現在では工業製品にとって欠かせないものとなっています。そして天然ルビーの相場には全く影響していません。天然と合成には10〜1000倍の価格差があります。

Q2 天然ダイヤと合成ダイヤは見分けがつくのか
→専用の特殊機材がないとプロの我々でも全く区別がつきません。が、鑑別機関では看破可能です。ダイヤモンドは信頼の置けるお店で買いましょう。

Q3 ジュエルセブンでも扱うの?
→少なくともブライダル商品には使う予定は全くありません。ファッションジュリー用としてもまだまだ様子見です。

弊社ではいち早く8年前からブライダル用のダイヤモンドをフォーエバーマーク社のものに切り替えました。採掘から研磨にいたる流通過程において、倫理的に正しく、関わる全ての人が幸せになれるダイヤモンドです。同じく弊社で取り扱うウィッシュアポンアスターや、さくらダイヤモンドも同様です。最近ティファニーも自社が扱うダイヤが、どこからどういう流れでお客様の手に渡るのかという情報開示を今後行うと発表がありました。

宝飾業界全体としてお客様の信頼を裏切らないようしっかりと社会的責任を果たしていく必要がありますね。